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ジャズは対話の音楽──満足感は自己表現+コミュニケーションで生まれる
自分だけで完結しない音楽 ジャズ 即興 対話の最大の魅力は、「自分の音を出しながら、相手の音も聴く」ことにあります。 クラシックのように譜面があらかじめ決まっている音楽とは違い、ジャズは音楽 コミュニケーションを前提にしたジャンルです。 自己... -
人生経験が深まるほど、音楽も深くなる ─ ピアノと歌に表れる“生きた響き”
音に「年齢」が出る──それは美しいこと 音楽と人生経験は、切っても切れない関係にあります。若いときに出せるフレッシュさも魅力ですが、年齢を重ねていくごとに、音には“生きた温度”が乗るようになります。 ピアノの音色に宿る、優しさと余裕 経験を重ね... -
コードを滑らかにつなぐコツ:押さえる時間は長く、移動は素早く
コードの切れ目」が演奏を不安定にする コードチェンジ コツを身につけたいとき、最も多い悩みが「次のコードにうまくつながらない」というものです。 これは多くの場合、押さえている時間が短くなり、移動が長くなることで“音の間”ができてしまうのが原因... -
メトロノームが消えたら正解?リズム感をつけるシンプルな練習法
リズム感は「感じる」だけでなく「揃える」こと リズム感 鍛え方というと、ノリやグルーヴのイメージが先行しがちですが、実は「正確に合わせる感覚」がまず必要です。 ピアノなどの鍵盤楽器では、少しでもズレるとリズムが“転がる”ように聴こえてしまいま... -
高音を出したいなら、まずは“口の開け方”とロングトーンから
声帯よりもまず「口の形」 「高音が出ない」と悩む方の多くは、高音 発声 方法を喉で探そうとします。でも実は、多くのケースで問題は口の開き方にあります。 まずは鏡で「縦にしっかり開いているか」「頬が硬くなっていないか」を確認してみましょう。 響... -
コードをマスターするならジャズスタンダードを弾こう
ジャズスタンダードは「コードの宝庫」 ジャズスタンダード 練習曲は、CメジャーやG7といった基本コードから、テンションコードや転調まで、幅広いコードをバランスよく含んでいます。 一曲練習するだけで、何十種類ものコードに触れられるのがジャズの強... -
とにかく弾く!コードの意味は繰り返しの中で見えてくる
「意味がわからない」は普通のこと ジャズピアノ 初心者にとって、最初のうちは「このコードって何?」「どう使うの?」と疑問だらけかもしれません。でもそれはごく自然なこと。 まずは「わからなくても、とにかく何度も弾いてみる」ことが大事です。 コ... -
少し先を見て音をつなぐ力──ジャズ即興と譜面演奏の共通点
音を「今」だけで考えない ジャズ 即興演奏というと、「その場の感覚」だけで音を出すイメージがあるかもしれません。でも実際は、1小節先、4小節先の展開を“予感”しながら音をつなげていく作業です。 これは譜面を読む演奏にも共通します。ピアノ 譜面読... -
ジャズとは何か?音楽になるヒントを見つける感性を育てる
ジャズはジャンルではない? 「ジャズとは何か?」という問いには、実は一言では答えられません。ビバップ?スウィング?ラテン?どれもジャズですが、共通して言えるのは「音を通じて何かを“発見”するプロセス」にあります。 つまり、ジャズはジャンルで... -
アドリブ習得のためには伴奏しながらコードを覚える
コードを「伴奏する目的」で覚えること ジャズピアノ コードの勉強を始めたばかりの人にありがちなのが、コードネームだけを丸暗記してしまうこと。でも、コードは“書いてあるもの”ではなく、“鳴らして使うもの”です。 まずはコードを「伴奏(バッキング)...