魔法の練習法を探していませんか?
「もっと高音を綺麗に出したい」
「プロのようにカッコよくリズムに乗りたい」
洋楽ボーカルを学んでいると、誰もがそんな風に願うものです。
そしてインターネットを開けば、「1日で劇的に歌が上手くなる!」といった、
まるで魔法のような裏技やテクニックの解説が溢れています。
しかし、長年音楽に向き合ってきた私たちがたどり着く答えは、
いつも驚くほどシンプルです。
ボーカリストにとって最も大切な基礎。
それは、「メトロノーム」を使ってタイム感(リズム)を養うこと。
そして、「チューナー」を使って自分のピッチ(音程)を正確に整えること。
これに尽きます。
とても地味で、根気のいる練習に見えるかもしれません。
しかし、この一見退屈な反復練習こそが、
自由な歌唱力を手に入れるための最大の「近道」なのです。
スポーツの素振りのように、音とリズムを身体に染み込ませる
野球選手が毎日黙々とバットの素振りを繰り返すように。
あるいは、一流の寿司職人が毎日同じように包丁を研ぐように。
どんな世界でも、本物の自由を手に入れるためには、
揺るぎない「基礎」を身体の奥底に染み込ませる必要があります。
歌において、
その包丁研ぎにあたるのが
「メトロノーム」と「チューナー」を使った練習です。
カチッカチッという無機質なメトロノームの音に合わせて、
正確に言葉を乗せていく。
自分の声が今、正しい音程の真ん中に当たっているのか、
それとも少しだけ上(シャープ)や下(フラット)にズレているのかを、
チューナーの針(メーター)を見ながら視覚的に確認し、
ミリ単位で声帯の筋肉を微調整していく。
この地道な作業を繰り返すことで、
「なんとなく」で歌っていた感覚が、
確かな「技術」へと変わっていきます。
基礎という土台があるから、感情が自由に羽ばたける
「そんな機械的な練習ばかりしていたら、
歌から感情が消えてしまうのでは?」
と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
実は、全く逆なのです。
ピッチが不安定で、リズムにしがみついている状態では、
歌いながら
「次は音を外さないようにしなきゃ」
「リズムに遅れないようにしなきゃ」
という不安で頭がいっぱいになってしまいます。
これでは、曲の情景や感情を込める余裕などありません。
しかし、メトロノームとチューナーによる練習で、
正確なピッチとリズムが「無意識」レベルで身体に染み込んでいるとどうでしょう。
あなたはもう、音程やリズムの心配をする必要がなくなります。
完全にリラックスした状態で、目の前の相手に言葉を伝えること、
その曲の感情を表現することだけに、100%の心を注ぐことができるようになるのです。
基礎という強靭な土台があって初めて、
あなたの感情は空高く、自由に羽ばたくことができます。
サヴァサヴァで、一生モノの「基礎」を楽しく身につけよう
岸和田のMusic Space サヴァサヴァでは、
この「地味だけれど最も大切な基礎」を、
大人の方が挫折せずに楽しく続けられるようサポートしています。
チューナーの針がピタッと真ん中を指したときの、
あの声が空間にスパーンと抜けるような快感。
メトロノームの裏拍を気持ちよく感じられた瞬間の、
身体が自然と動き出すようなグルーヴ感。
それは、地道な練習を積み重ねた人だけが味わえる、
極上の音楽体験です。
遠回りに見えて、実は一番の近道。
私たちと一緒に、
一生モノの自由な歌唱力を手に入れるための「基礎固め」を始めてみませんか?
野口 尚宏

