なぜ、私たちは上達の壁にぶつかるのか?
ピアノや歌の練習を続けていると、
誰もが「いくら練習しても上達しない」と感じる壁にぶつかります。
そんな時、多くの人は新しいテクニックの本を買いに走ったり、
裏技のような練習法を探したりしてしまいます。
しかし、本当に見直すべきはそこではありません。
壁にぶつかる最大の理由は、「シンプルな思考になれていないから」です。
音楽の技術向上は、驚くほど「単純」である
残酷な真実をお伝えします。
ピアノも歌も、音楽的な技術の向上に必要なのは、
実はとてもシンプルなことだけです。
それは、「単純な思考」と「基礎」、
そして「それを継続する信念」
これに尽きます。
コードの仕組みを理解し、
ビートとパルスを感じ、
正しいフォームで音を出す。
やるべきことは、少し考えれば誰にでも分かるような当たり前のことばかりです。
特別な魔法などどこにもありません。
「分かる」ことと「出来る」ことの深い溝
では、なぜ音楽の習得はこれほどまでに難しいのでしょうか?
それは、「誰でも考えたら分かるような、当たり前の基礎を継続すること」が、
人間にとって最も難しいからです。
「今日は疲れたから」
「もっと簡単な方法があるはずだ」と、
私たちの脳はすぐに思考を複雑化させ、
単純な基礎練習から逃げようとします。
頭では「これをやれば上手くなる」と分かっているのに、
行動が伴わない。
この「思考と行動のズレ」が、上達の道を塞いでしまうのです。
思考と行動を同じにすれば、必ず道は拓ける
もしあなたが、本気で音楽の技術を高め、
自由な演奏を手に入れたいと願うなら。
言い訳や複雑な思考をすべて捨て去り、
「思考」と「行動」を完全に一致させてみてください。
「これをやる」と考えたら、
ただ無心で楽器に向かい、基礎を繰り返す。
サヴァサヴァの「教えるプロフェッショナル」としての役割は、
あなたが複雑な迷路に迷い込みそうになった時、
再び「シンプルな基礎」へと引き戻し、継続のための信念を支えることです。
思考と行動を同じにすれば、必ず道は拓けます。
あなたの中に眠る確かな可能性を信じて、
今日もシンプルな一音から始めてみませんか?
野口 尚宏

