完璧に弾けるのに合わない。バンド演奏で壁にぶつかる本当の理由

温かみのある水彩画風アニメイラスト。音楽スタジオで、大人の女性キーボーディストが楽譜から目を離し、隣のギタリストと笑顔でアイコンタクトを取りながらバンド演奏を楽しんでいる。彼女たちの楽器からは温かく輝く光の糸が伸びて互いに絡み合い、音が共鳴し、思いが通じ合っているアンサンブルの喜びを視覚化している。下部には「音に思いを乗せれば、必ず道は拓ける。」というテキストがある。

「小さい頃からピアノを習っていて、どんな難しい楽譜でも初見でスラスラ読める。
それなのに、いざバンドやセッションに参加すると、なぜか他のメンバーと音が合わない」

実は、こうした悩みを抱えてサヴァサヴァに相談に来られる方は少なくありません。
音大を卒業するほどの確かな技術を持っているのに、
アンサンブルになると途端に身動きが取れなくなり、
音楽の道が拓けないと感じてしまうのです。

一体、何が足りないのでしょうか?

結論から言えば、技術が足りないわけではありません。
欠けているのは、「音の選び方に、あなた自身の『思い』が投影されていないこと」です。

楽譜に書かれた音符を正確に、
ミスなく弾くことは素晴らしい能力です。
しかし、バンドやセッションは「会話」です。
相手の音を聴き、「私はこう思うよ」「こんな風に合わせよう」という意思を持たずに、
ただ自分のパートの「正解の音」を機械的に弾き続けても、
そこにはコミュニケーションが生まれません。

音が合わないのは、あなたが自分の殻に閉じこもり、
音楽を通じた「対話」を拒絶してしまっているからなのです。

では、どうすれば他のメンバーと音が溶け合い、
生きたグルーヴを生み出せるのでしょうか?

答えは、あなたがどんな思いでその一音を弾くかにあります。
「間違えないように弾こう」という自己防衛の意識を手放してください。
そして代わりに、
「この音楽の楽しさを、周りのメンバーや観てくれている人たちに伝えよう」
という意思を持って、音を選び、奏でてみてください。

不思議なことに、心の中でそう念じるだけで、
打鍵の強さ、タイミング、音の余韻といった
「数値化できないニュアンス」が劇的に変わります。
あなたの思いが乗った音は、必ず他のメンバーの音と共鳴し始めます。

技術はすでにあなたの中にあります。
あとは、その技術を「自分のため」から
「周りと喜びを分かち合うため」へとシフトさせるだけです。

サヴァサヴァでは、楽譜通りに弾くことの先にある、
「思いを音に乗せる方法」をお伝えしています。
あなたの思いと、音楽の楽しみを伝える意思があれば、
必ず新しい道は拓けます。

私たちと一緒に、本当の意味で「誰かと音を合わせる喜び」を体験してみませんか?

野口 尚宏

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!