「いいね」より「いい音」。ジャズが繋ぐ、孤独な時代のリアルな絆

スマホの画面から離れ、円になってジャズを演奏する人々の温かいコミュニティ:ネット社会におけるリアルな繋がり

ポケットの中のスマホを見れば、
世界中の情報にアクセスでき、
SNSではたくさんの「いいね」が飛び交っています。
しかし、ふと画面を消したとき、
「あれ、自分の周りには本当に趣味を語り合える人がいるだろうか?」と、
漠然とした寂しさを感じることはないでしょうか。

便利になった反面、趣味の合う人と深く、
リアルに関わるコミュニティを見つけることが、
かえって難しくなっているのが現代です。

画面ではなく、目と耳を合わせる

そんな時代だからこそ、
私は「ジャズ」というツールをおすすめしたいのです。

ジャズのセッションやアンサンブルは、
言葉を交わさなくてもできる、最も深いコミュニケーションです。
「あ、今のフレーズいいね」「じゃあ、僕はこう支えるよ」
スマホの画面ではなく、お互いの目を見て、
相手が出す「音」に全神経を集中させて聴き合う。
そこには、既読スルーも炎上もない、
純粋な「心のやり取り」しかありません。

「同じ方向」を向く一体感

ジャズの素晴らしいところは、年齢も職業も違う人たちが、
その瞬間だけは「同じ方向」を向いて音楽を作れる点です。

会社での立場も、家庭での役割も関係ありません。
ただ「良いグルーヴを作りたい」「この曲を美しく響かせたい」
という一つの目的に向かって、未完成なものを共に積み上げていく。
この共同作業が生む連帯感は、
ネット上の緩い繋がりでは決して味わえない、
太く温かい絆となります。

家でもない、職場でもない、第三の居場所(サードプレイス)。
そこに行けば、言葉以上の「音」で分かり合える仲間がいる。
それは、現代を生きる私たちにとって、
何よりの精神的な安定剤になるはずです。

「上手くなってから参加しよう」と遠慮する必要はありません。
音楽を通じて誰かと繋がりたい、
その気持ちさえあれば、あなたはもうコミュニティの一員です。

スマホを置いて、楽器を持ってみませんか?
そこには、アルゴリズムでは計算できない、
生身の人間同士の温かいコミュニティが待っています。

Music Space サヴァサヴァは、
そんな「音の仲間」と出会える場所です。
まずは気軽に、遊びに来てください。

野口 尚宏