導入:なぜ、英語では「Play」と言うのか?
私たちは楽器を「演奏する」と言いますが、
英語では**「Play the piano」「Play the guitar」と言います。
そう、スポーツやゲームと同じく、音楽は「Play(遊び)」**なのです。
「Study(勉強)」でも「Work(労働)」でもありません。
もしあなたが眉間にシワを寄せて、苦しい顔で楽器に向かっているとしたら、
それは音楽の本来の姿から少し遠ざかっているかもしれません。
子供は「練習」だと思っていない
最強の上達法=「没頭」
子供が新しいゲームや遊びを覚える時のスピードは驚異的です。
彼らは「努力している」つもりも、「勉強している」つもりもありません。
ただ面白くて、夢中で遊んでいるうちに、
いつの間にか高度なテクニックを身につけてしまいます。
大人も同じです。 「このコードの理論は…」と難しく考える前に、
「この音、面白い!」「変な音が出た!」と、音でおふざけをしてみてください。
その**「実験と発見の遊び」**の中にこそ、本物の学びがあります。
楽器は「おもちゃ」である
失敗を楽しむ余裕を持つ
遊び心がある人は、失敗を恐れません。
「あ、間違えた」ではなく「お、面白い響きになったぞ?」と捉えることができます。
ジャズのアドリブなどは、まさにその連続です。
楽器は高価な道具ですが、
心の中では「最高のおもちゃ」だと思って接してみてください。
おもちゃで遊ぶのに、マニュアルを隅から隅まで暗記する人はいませんよね?
まずは触って、動かしてみるはずです。
音という積み木で遊ぶ
大人になると、つい「正解」を求めてしまいがちです。
でも、音楽に正解はありません。
あるのは「楽しい」か「楽しくない」かだけ。
さあ、童心に帰って、音という積み木で思いっきり遊びましょう。
野口 尚宏

