🎶 英語の歌は“リズムで話す”ことから始まる
英語の歌をうまく歌うために大切なのは、
いきなりメロディを覚えることではありません。
まずはリズムで英語を話すように読むこと。
スタンダードジャズの歌詞をラップのように声に出してみると、
英語の持つリズムと発音の流れが自然と体に入ってきます。
英語は「音の長短」と「ストレス(強弱)」でできています。
メロディをつける前にそのリズムを感じることで、
より英語らしい歌い方が身につくのです。
🎤 ラップのように読むことで発音が生きる
英語の歌詞をラップ調で読む練習には、次のような効果があります。
- 発音の抑揚(イントネーション)が自然になる
- 英語特有のリズム(弱強リズム)を体で感じられる
- 言葉のつながり(リエゾン)が身につく
たとえば「Fly me to the moon」を
「フライ ミー トゥ ザ ムーン」ではなく、
英語のリズムで「Flyme toth’moon」と
“流れるように読む”だけで、英語らしいグルーヴが生まれます。
🎹 メロディを後からつける練習の意味
ラップのように歌詞をリズムで練習したあと、
そこにメロディを加えると、驚くほど自然に歌えるようになります。
それは、英語の流れをリズムで理解しているからです。
発音のアクセントが音楽のビートと一致し、
メロディに無理なく言葉が乗るようになります。
この方法は、プロのジャズボーカリストも取り入れている実践的なトレーニング法です。
🌱 当教室のレッスンでは
大阪・岸和田の Music Space サヴァサヴァ では、
英語の発音に自信がない方でも安心して取り組めるよう、
この“リズム読み”の練習を導入しています。
歌詞を一度ラップ調で発音してからメロディをのせることで、
英語の発音・リズム感・歌詞の理解力を
自然に身につけることができます。
英語が苦手でも大丈夫。
音楽の楽しさと英語の響きを同時に感じることが、
レッスンの第一歩です。
🇬🇧🇺🇸英語は“音楽のリズム”として学ぶ
英語の歌を学ぶとき、文法よりも大切なのはリズムの感覚。
歌詞をラップのようにリズムで話してみると、
英語がただの言葉ではなく“音の流れ”として聴こえてきます。
そしてその瞬間から、英語の発音も、歌の表現も、
自然と自由に変わっていくのです。
野口 尚宏

