当教室では月に一度、
生徒さん同士で集まって演奏する日があります。
レッスンとは別の時間です。
音楽教室に通っていて、
他の人と合わせる機会が毎月あるところは、
あまり多くないと思います。
毎月第3日曜日の午後1時から4時まで、
3時間です。
参加費はいただいていません。
月謝に含まれていますので、
別途かかるものはありません。
3時間ありますが、
最初から最後までいなければ
ならないわけではありません。
途中からお越しになられても
途中でお帰りになられても構いません。
年に一度ではなく、毎月あるということ
多くの教室では、
人前で演奏する機会は
年に一度の発表会です。
そのために何か月も一曲を仕上げて、
当日を迎えます。
年に一度しかないと、
そこに全部が乗ります。
失敗したら次は一年後です。
緊張するなというほうが
無理な話です。
毎月あると、
そこが変わります。
今日うまくいかなくても、
来月があります。
一回一回が軽くなるぶん、
回数を重ねられます。
人前で演奏することに慣れるのは、
一度の大きな本番より、
小さな回数の積み重ねのほうです。
上手くなってからでなくて構いません
まだ人前で弾ける段階ではない、
とおっしゃる方がおられます。
その段階を待っていると、
だいたい何年も経ちます。
合わせてみて初めて分かることが、
いくつもあります。
自分がどれくらいのテンポで
弾いているか。
相手の音が聴こえているかどうか。
これは一人で練習していても、
なかなか見えてきません。
ですから、
上達してから参加するのではなく、
参加することが上達の一部だと
思っています。
同じ場所に通っている人と会える
個人レッスンだけだと、
他の生徒さんと顔を合わせることが
ありません。
同じ教室に何年通っていても、
誰がいるのか分からないままです。
セッションの日は、
そこが少し変わります。
年齢も、始めた時期も、
やっている楽器もばらばらな人が
集まります。
自分より後から始めた人が
思い切って弾いているのを見ると、
それだけで何かが動くことがあります。
音楽の話ができる相手が
近くにいるというのは、
思っているより大きなことです。
見に来るだけでも構いません
初めての方は、
まず見ているだけでも構いません。
何が行われているのか
分かってから加わるほうが、
気持ちが楽です。
見ているうちに、
来月は少しやってみようかという
気になることのほうが多いです。
順番が回ってきたら
必ず演奏しなければならない、
という決まりはありません。
参加そのものも自由です。
今月はお休みされても
構いません。
お休みされたからといって、
月謝が無駄になるわけでもありません。
誰かと音を合わせる時間は、
一人で練習している時間とは
まったく別のものです。
その機会が毎月あるというだけで、
続けやすさが変わってきます。
どんな場なのか、
一度見に来ていただくのが
早いかもしれません。
第3日曜日の午後、
気が向いたときに
のぞいてみてください。
Music Space サヴァサヴァ
野口 尚宏

