29年前の今日。

今年は元旦から能登半島自身があり、翌2日は羽田空港での事故と波乱と災難に満ちた幕開けとなりました。
前回、元旦のご挨拶の投稿を出してからの出来事だったので、その際にはこの出来事には触れることができませんでした。
年末からコロナ禍も明けて来年こそは本格的に経済も動き出しそうで頑張ると意気込んでいた矢先の出来事。
寒さが厳しいこの時期に避難生活を送られている方を思うと本当に心苦しいです。
1日も早い復旧をお祈りしております。

くしくも今日は阪神淡路大震災から29年目のです。
あの時期を境に世の中が目まぐるしく変化していきましたが、世の中のIT化が進み便利になっても、
自然の力には無力であること、私たち人間ができることには限界があると思い知らされました。

しかし、その限界を知ってこそ、困ったときに感じる人の温かみや自分一人だけでは生きてはいけない、
助け合って生きていかなければいけない事実にも直面しました。

如何に個人の能力が優れていても何か災害や出来事が起こった時に人と人が互いに思いあう気持ち、
いざという時にはしっかり助け合う気持ちが大事だと思います。

この事を感じつつ、これからも音楽を通じて人と人の温もりをお伝えできる音楽空間作りに尽力したいと思います。

今後ともMusic Space サヴァサヴァをよろしくお願いいたします。

野口 尚宏