🎶 声こそ、最も身近な楽器
ピアノやギター、サックスなど、楽器の演奏にはそれぞれの魅力があります。
けれど、どんな人も最初に手にしている楽器があります。
それが「声」です。
歌うことは、もっとも原始的でありながら、最もストレートな音楽表現です。
言葉にならない想いを、声の震えや息づかいとして表す。
そこにこそ、音楽の本質があります。
🎵 歌うことで“音楽の本質”に近づく
多くの人は、楽器を上達するために理論やテクニックを学びます。
しかし、音楽は「正確さ」よりも「感じる力」で成り立っています。
歌うことで、自分の中のリズム・ピッチ・呼吸の流れが自然に整い、
音楽そのものを身体で理解する感覚が育ちます。
ジャズにおいても同じです。
即興演奏の原点は、心の中で“歌うように”音を紡ぐこと。
楽器を弾く人にこそ、歌う経験は大きな意味を持ちます。
🌱 当教室で大切にしていること
当教室では、ピアノやボーカル、両方のレッスンを行っていますが、
どちらの生徒さんにも「まずは歌ってみましょう」とお伝えしています。
歌声を通じて、自分の中にあるリズムやフレーズ感、呼吸を知ることができるからです。
声は、あなた自身の“心の音”。
そこに触れることで、表現がぐっと自然になり、音楽が“生きた言葉”になります。
💬 歌うことは、音楽の原点
音楽を始めるとき、テクニックや理論よりも大切なのは、自分の声を信じることです。
歌うことで心が開き、聴く力が育ち、音楽が「生きた体験」になります。
だからこそ、
まず、歌うことからはじめましょう。
それが、音楽の本質に近づく一番の近道です。
野口 尚宏

