今年は3月から空白の時間が過ぎたような感じでした

暑い夏もようやく一段落、秋風が心地良く過ごしやすい季節になってきました。
思えばこういった季節感も感じる余裕もなく、この春からは新型コロナウィルス一色で半年が過ぎました。
今までにない有事にどうしたら良いのか分からず、皆さん不安に駆られて憂鬱な日々を過ごされてこられたと思います。
普段の日常でもいろんな事に悩み考えながら生きて行かないといけないのに、
世界中パニックになったこの新型コロナウィルス騒動はまるで踏みしめるべき地面がぬかるみの地面を踏みしめて沈んでいくような何とも言い難い陰鬱とした日々でした。
確かにこの新型コロナウィルスは恐ろしいウィルスだと思います。
しかしその事以上にウィルスの自体の怖さよりコロナ差別やマスコミの偏向報道、
いかに人は予期せぬ非常事態に弱い存在であるのかを露呈したかのように思います。
まだこの秋冬にかけて更なる感染が増える可能性も大いにあります。
しかし、その事ばかりに恐れていては何も始まりません。
音楽や文学、芸術やスポーツは直接生命を維持していくには必ずしも必要ではないかもしれません。
この春から言われた「不要不急の外出を控えて」の言葉。
音楽をする事、美しい絵画を観に行くこと、スポーツをする事、などは不要不急なのでしょうか?
確かに衣食住には直接関係ないように思われるこれらの事も生活にとっては不要不急かもしれませんが、人生には不可欠だと思います。
春から騒がれ始めたこのウィルスも時間が経ち、全貌はまだ分からない事は多いですが、
被害状況や対策の仕方は随分分かってきました。
これから益々いろんな情報が整理されて、安全かつ生活できる工夫がされていく事と思います。
過度に恐れず、しかし出来うる限りの対策をもって今後も当教室では引き続きレッスンを行っていきたいと考えておりますので、
どうぞ安心してお越しくださいますようお願い致します。
今後共、Music Space サヴァサヴァをよろしくお願いいたします。

野口 尚宏

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