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ジャズは止まらない音楽。間違いさえ前に進めばいい
ジャズは「作りながら進む音楽」 ジャズはあらかじめ決められた通りに弾くものではありません。今、その場で感じたことを音にしていく創造のプロセスそのものです。 間違いは「止まること」ではない 即興中にミスしてしまうことはあります。でも、それで止... -
ジャズは“耳”が命!譜面より大切な力とは
見て覚えるより、聴いて感じる ジャズは譜面を読む前に、まず音を聴くことが大切です。その場で生まれるフレーズやタイミングを捉えるには、視覚では間に合いません。耳が“先に動く”音楽なのです。 「耳で覚える」から始めよう セッション中に必要なのは、... -
パルスって何?“感じるリズム”の正体とは
「パルス」って何のこと? パルス(pulse)とは、音楽の中で感じる“等間隔のビート”のこと。メトロノームのように正確なものというより、「体が自然に刻むビート」と言った方が近いかもしれません。 拍とパルスの違い 「拍」は譜面で示される音の単位、で... -
お友達といっしょに始めるジャズの楽しさ
一人では不安。でも一緒なら大丈夫 ジャズに興味はあるけれど、いきなり始めるのはちょっと勇気がいる…。そんな方も、お友達といっしょになら、不安も楽しさに変わります。 音を共有するよろこび ジャズは“会話する音楽”。一緒に音を出す楽しさは、言葉を... -
英語の歌に学ぶ、メロディと言葉の関係
メロディは「音階」だけではない メロディは単なる音の並びではなく、言葉と深く結びついています。特に歌においては、メロディは「話すように歌う」ことが大切。その感覚を忘れると、感情の伝わらない演奏になってしまいます。 英語の歌と言葉のリズム 英... -
「バックビート」って何?感じるリズムの深い話
リズム「バックビート」って何? バックビートという言葉、最近よく耳にしませんか?ポップスやジャズでもよく登場するこの言葉、実は単なるリズムの位置ではなく、「どう感じて演奏するか」に関わっています。 ダウンビートとアップビートの違い ダウンビ... -
AI時代におけるジャズ教室の活路──人と音でつながる価値を再発見する
AIが進化する時代、価値が見直されるもの 最近では、AIと音楽教育の関係が注目されています。ChatGPTのような文章生成AI、画像生成AIなどが次々に登場し、創作や情報整理、作曲までもがAIでできるようになってきました。 けれど同時に、アナログ体験の意義... -
自分で音を決める力──音楽の本質は“選択”にある
音楽は「指示通りにやる」ことではない 譜面に書かれた音、コード進行、メロディ。それらを正しく演奏することも大切ですが、音楽における判断力として本当に求められるのは「今、どんな音を出すべきか」を自分で選ぶ力です。 それはクラシックでも、ポッ... -
イスの位置で音が変わる?ピアノ演奏を支える距離感の大切さ
弾きにくさの原因は「距離」かもしれない 「なんだか指が届かない」「手の位置が安定しない」その原因は、実はピアノの姿勢と距離にあるかもしれません。 鍵盤とイスの距離が適切でないと、腕が前に突っ張ったり、逆に詰まった姿勢になってしまい、自然な... -
音楽は“真剣に遊ぶ”からこそ楽しい──体裁では生まれない楽しさ
「楽しさ」は真剣さの中にある 音楽 楽しむ心とは、ただ気楽にやるという意味ではありません。本当の楽しさは、「音に真正面から向き合って」「自分を開く」ことで得られるものです。 そのプロセスには集中も迷いもありますが、それを越えた先にあるのが音...