🎼 自由のために、まず語法を
「ジャズは自由な音楽だ」とよく言われます。
確かに、即興演奏やアドリブの要素が強く、型にはまらない表現が魅力です。
しかしその自由は、決して“なんでもアリ”ではありません。
自由に弾くためには、それを支える“語法”が必要なのです。
🗣️ 語法は、音楽の「言語」
私たちが会話をするとき、日本語や英語の文法や語彙を知らずには成り立ちません。
同じように、ジャズの語法を学ぶことで、
演奏に「意味」や「流れ」が生まれ、他者との音楽的な対話が可能になります。
🎷 ジャズの語法とは何か?
ブルーノートスケール、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ進行、スウィング感、モチーフ展開……
これらはすべて、ジャズの語法の一部です。
それらを身につけることで、表現の選択肢が広がり、
聴く人にも伝わる演奏になります。
🎤 語法があるからこそ、聴き手に届く
自由に自己表現をしているつもりでも、
それが相手に伝わらなければ独りよがりになってしまいます。
共通の語法を持っていれば、リスナーとの“対話”が成立し、
音楽が共鳴しはじめます。
🚀 語法を学ぶことで、本当の自由が広がる
語法を学ぶことで制限されるのでは?と思う方もいるかもしれません。
でも実際には、語法を知ることでむしろ選択肢が増え、
自在に表現できるようになるのです。
それはまるで、語学を学んだ人が外国で自由に旅できるようなもの。
ジャズの語法は、音楽の世界を自由に飛び回るためのパスポートのようなものだと思っています。
野口 尚宏