今年も当教室は変化の年でした。
この春4月から月1回で始まったセッションレッスンは音を合わせる事の楽しさや
その緊張感を生徒さんに味わって頂く、良い企画になったと思います。
来年以降も更に充実したセッションやセミナーを続けて行きたいと考えています。
楽しんで音楽をする事はとても大事な事ですが、
ただ自分だけ楽しいのではなく、
一緒に音を合わせるメンバーやその音楽を誰かに客観的に聴いて頂く事で
自分の音に責任を持つ、
今自分に出来る最も美しい音を出すという事が大事だと思うのです。
そのために基礎的な発声、楽器における基礎的な音の鳴らし方やリズムの感じ方、
アンサンブルにおいては周りの音をよく聴き、
音を合わせていくという基本的な事が重要なのだと思います。
自己主張と協調性のバランスはしっかりした基礎に裏付けられるものです。
基礎を磨く鍛錬を怠り、なんの集中力もない音の出し方では、
音楽の楽しさは半減してしまうように思います。
あとは去年にもまして小学生から高校生、社会人の方まで生徒さんの年齢層が広がり、
今まで少なかった男性の生徒さんもお越し頂けるようになりました。
またトランペットやサックス、フルート等の吹奏楽器のレッスンも始め
セッションも歌やピアノの生徒さんだけでなく、大きく変化しましたし、
グループレッスンによるコーラスや楽器のアンサンブルレッスンも始めました。
その事により、演奏する音楽の種類ややり方も随分広がり、
私自身とてもいい勉強になりました。
今は来年1月19日の発表会に向けて、皆さん練習、レッスンに励んでおられます。
今当教室は始まって以来、最も充実した教室になりつつあります。
来年も更なる精進を重ねて、
更に音楽を楽しんで頂ける教室にしたいと思っています。
今後ともMusic Space サヴァサヴァを宜しくお願い致します。
野口 尚宏