2011年、年始にあたって。

2010年は当教室においては様々な変化があった年でした。
一つはレッスン内容の多様化です。
主に印象的だった事は、子どもさんを教えさせて頂く機会が増えたことでした。大人の生徒さんとはまた少し違った感性で音楽を感覚的に捉えるところは、随分と勉強になりました。
後は保育士資格のピアノです。幼児教育における音楽の重要性は言うまでもありませんが、童謡でもクラッシックの初級用のバイエルやソナチネなどもやり方によっては楽しく音楽的に表現できるものです。今までジャズばかりでクラッシックピアノを教える事はなかったのですが、やはり音楽の基礎を学ぶにはクラッシックの素養も必要だし、また言い換えるなら、ジャズでもポップスでもクラッシックでも音楽は全て繫がっているということです。
どんな種類の音楽でも全て音楽的に捉える事が重要で、ジャンル分けは全く意味がないということ、自分が表現したい音楽をしっかり見極め、
自分の音楽を磨き上げていくことが重要だということだと思います。
昨年はそういった事を再認識した年でありました。
今年は去年気づいた事を更にもう一歩進め、より充実した内容をご提供できる音楽空間にしていきたいと思っております。
本年もミュージックスペースサヴァサヴァを宜しくお願い致します。

野口 尚宏