音楽にかける夢

音楽を生業(なりわい)としていくのは容易ではありません。
特に日本では音楽家が自身をアーティスト商品だと自覚を持って成功している方が極めて少ないからです。
私自身もこの課題に長年直面してきました。
そのため、当教室では音楽を単に聴くだけでなく、生徒さんが自らの力で演奏や歌を楽しめるエンタメを提供したいと考えるようになりました。

教室の名前を「Music Space サヴァサヴァ」とし、「〜教室」や「〜スクール」ではなく、
教室(便宜上そう呼ばせていただきます)に足を運んでくださる方々に、自発的に音楽を生み出す力を養い、その楽しさを実感していただきたいからです。
私は生徒さんが私の言葉を盲目的に信じ、曲を仕上げるだけで終わってしまうようなレッスンを望んでいません。
有名アーティストのカバーは音楽を学ぶ上で有益でしょう。
しかし、最終的には各自がオリジナルな表現を確立し、その喜びを感じてほしいのです。

おそらくこのような特異な音楽教室は私の知る限り存在しません。
今後の時代はますます個性が重要視される傾向にあります。
音楽を通じて一人一人が個性を発揮し、同時に互いを尊重する真の個人主義を日本で確立する手助けに、音楽が役立てられるのであれば、これ以上嬉しいことはありません。

私は音楽を通じて日本全体に革命をもたらすような大きな夢を抱いています。
具体的には、次世代のアーティストを育て、彼らが独自の音楽表現を確立し、国内外で注目を集めるようなプロジェクトを展開することが私の目標です。
これは確かに無謀で、一見現実的ではありませんが、当教室の音楽空間がその第一歩となり、次第に広がっていくことを信じています。

音楽が社会にもたらす力に着目すると、社会が求めるものは強烈で魅力的な個性です。
しかし、その土壌は現代の日本にはほとんど存在しません。
そこで私は自身が運営する音楽空間をスタートラインとして、この魅力的な個性を育むお手伝いができればと考えています。日々、レッスンやセッション、音楽環境の整備など、様々なことを試しながら実践しています。
このプロセスが、私の夢を追い求める一環であり、次第に広がりを見せていくことを期待しています。

当教室に興味をお持ちいただいた方は、ぜひ一度無料の体験レッスンやセッションにお越し頂き、
Music Space サヴァサヴァの独自のアプローチをご体験ください。
ご質問やお問い合わせも随時受け付けております。
よろしくお願い致します。

野口 尚宏