音楽で実感する「必要とされる喜び」

ピアノを弾く青年と拍手を送る観客が光でつながるイラスト

音楽がもたらす「必要とされる感覚」

人は誰しも「自分は必要とされている存在だ」と感じたいものです。
その感覚を強く実感できる瞬間のひとつが、音楽を通じたつながりです。

演奏する人と聴く人の心が共鳴する

ピアノや歌、どんな楽器でもかまいません。
音を奏でたとき、聴いてくれる人の心に届き、
「良かった」と伝えてもらえた瞬間、
演奏する側もまた癒され、力をもらいます。
音楽は一方通行ではなく、演奏者と聴衆の心が響き合う関係を築いてくれます。

必要とされる喜びが人生を豊かにする

音楽を通して得られる「必要とされる喜び」は、
単なる評価や拍手以上のものです。
そこには人と人が互いを認め合い支え合う温かなつながりがあります。
その経験は人生を深く豊かにしてくれるのです。

私たちの教室では、ただ技術を磨くだけでなく、
音楽を通じて人と人が心でつながる瞬間を大切にしています。
演奏する人と聴く人が互いに必要とされていると実感できる関係。
その温かな喜びを生み出すことこそ、
レッスンの目的であり、音楽の本質だと考えています。

野口 尚宏