現代の音楽教育と教室が目指すもの

子どもから大人まで音楽を自由に表現する様子を描いたイラスト

現代の教育に感じる課題

日本の学校教育は偏差値や成績が重視され、
飛び級制度もなく、自由な発想が伸びにくい現状があります。
さらに、公立学校の音楽の授業や多くの民間教育では、
発表会やコンクールの成功がゴールになりがちです。
これでは「音楽=評価のためのもの」という意識に偏ってしまいます。

音楽教育をもっと自由に

音楽は本来、誰にとっても自由なもの。
にもかかわらず、型にはまったレッスンや一律の評価で終わってしまうのは残念です。
もっと多様なスタイルで学び、
音楽教育を「自己表現の場」として広げていく必要があるのではないでしょうか。

僕の教室の取り組み

Music Space サヴァサヴァでは、
ジャズピアノボーカルのレッスンを通して即興演奏や表現力を重視しています。
また、仲間とのセッションや対話を通じて、コミュニケーション力も育みます。
さらに、デジタル機材を活用することで、誰でも音楽を「創る」体験ができる環境を整えています。

未来への提案

これからの社会には、音楽を通じて考える力人の気持ちを察する力を持つ人材が必要です。
演奏技術だけでなく、創造性や共感力を磨く教育こそが、
未来の音楽教育の中心になるべきだと考えています。

音楽を通して人と人がつながる

Music Space サヴァサヴァは、
「音楽を通じた表現を社会に広げる」ことを目指しています。
評価のためではなく、人と人がつながる音楽を育てる場所として、
これからも自由で創造的な音楽教育を発信していきます。

野口 尚宏