楽しさだけでは続かない音楽の真剣さ

真剣な表情で音楽に取り組む若者

音楽に必要なのは楽しさだけではない

多くの人にとって音楽は楽しさの象徴です。
しかし「楽しいからやる」だけでは、必ず壁にぶつかります。
なぜなら、練習を重ねる過程には、努力や忍耐が必要だからです。

上達には真剣さが欠かせない

楽器でも歌でも、上達のためには繰り返しの練習や基礎の徹底が求められます。
これは時に退屈で苦しく感じることもあります。
しかし、この時間こそが成長の糧となり、楽しさをさらに深めてくれるのです。
つまり、真剣さがなければ本当の楽しさには辿りつけません。

続ける力を生むのは“目標”

音楽を続けるためには「なぜやるのか」という目的意識が大切です。

  • 発表会で演奏したい
  • 憧れの曲を歌いたい
  • 自分を表現する手段にしたい

こうした目標が、日々の練習に意味を与え、楽しさと真剣さを両立させてくれます。

真剣に向き合うからこそ得られるもの

音楽に真剣に向き合うことで、忍耐力や集中力が身につきます。
さらに、自分の努力が成果となって現れる喜びは、生涯の財産になります。
楽しさと同時に「真剣さ」を持つことが、音楽を長く続ける秘訣なのです。

野口 尚宏