大晦日の日。来年に向けて。


今年もあっという間の1年でした。

今年5月に新型コロナウィルスが5類になり、ようやくコロナ禍が今年で終わろうとしています。
しかし、実際にはコロナウィルスはなくなったわけではなく、
インフルエンザも流行り、今も病院は感染対策に追われています。

社会全体をみると、この秋ごろからコロナという言葉をあまり聞かなくなった気がします。
思い返せば来年で新型コロナが話題になり始めてまる4年になります。

「不要不急の外出はさけて」
この言葉がパワーワードになり、特に日本では人と会う機会を一定期間、極端に減らしました。

このことが社会全体に与えた影響は凄まじいです。
人は一人では生きていけませんし、その中で何か一見無駄に思える人と人の空気というか匂いというか人間関係を構築する上で細やかな気遣いが少なくなってきたように思えます。


リモートワークという会社に行かなくても仕事ができるという形が可能であるビジネスモデルを作り出し、
会議もオンライン会議で済ませてしまう。
オンラインでの社会生活が当たり前になり、コロナ禍が終わった後でも物事の効率化が進みました。
このことはメリットとデメリットがあると思います。
時間だけかけて何も進まない会議は必要なくなりましたし、
距離が遠い方との情報共有や人との出会いの選択肢も増えたことで時間の節約ができるようになりました。

来年からは新たにオンラインレッスンを対面レッスンと併せて行っていく予定です。
直接、お会いすることもなく、レッスンをするというのは抵抗がありましたが、場所を選ばすできるのはメリットです。
時代に沿った有益性のあるオンラインレッスンメニューを考えていこうと思います。

今年もお世話になりました。
来年もMusic Space サヴァサヴァをよろしくお願いいたします。

野口 尚宏