人生の後半をどう生きるか
50代、60代を迎えると「これからの人生をどう生きるか」という問いが、
誰にとっても現実的になってきます。
仕事や家庭での役割が少しずつ変わる中で、
自分らしい時間をどう育てるかが大切なテーマとなります。
音楽が持つ人生を支える力
音楽は単なる趣味ではなく、人生を支える力を持っています。
喜びや悲しみを表現し、心を癒し、人と人を結びつけてくれる。
特に人生の後半においては、音楽が生きがいそのものになることもあります。
教室運営と自分の音楽活動
僕はこれまで、教室を運営しながら多くの生徒さんと音楽を分かち合ってきました。
その一方で、自分自身の音楽活動は一時的に控えてきた面もあります。
しかし今、少しずつ自分の演奏や発信を再開したいという気持ちが芽生えています。
教えることと自分の表現は矛盾せず、むしろ互いを深め合うものだと感じています。
人とのつながりが生む豊かさ
音楽を通じたつながりは、年齢を重ねるほどに尊いものです。
セッションやライブでの交流、教室を介して生まれる人間関係、
オンラインでの発信による新しい出会い。
人とのつながりは、人生の後半に豊かさをもたらす最大の財産だと思います。
音楽とともに歩むこれから
これからの人生、僕は教室を続けながら、
自分自身の音楽にももう一度しっかりと向き合いたい。
音楽と人とのつながりを軸にして歩んでいくことこそが、
人生後半を豊かにする道だと信じています。
野口 尚宏