ボーカルは息の使い方がすべてを決める
多くの方がボーカルを練習するとき、
音程やリズムばかりに気を取られがちですが、
実は「息の配分」こそが大きなポイントになります。
ひとつのセンテンス(一文)をひと息で歌いきることができると、
言葉に込めた思いがより直接的に聴き手に届きます。
ロングブレスがあなたの声を変える
声を伸ばす力は、「肺活量」だけではなく、
横隔膜のコントロールにかかっています。
ゆったりとしたロングトーンやレガート唱法の練習を重ねることで、
喉ではなく身体全体を使って「響かせる歌」が自然に身についてきます。
ブレスを少なくすることで集中力と表現力が上がる
頻繁なブレスは、音楽の流れを断ち切ってしまいます。
1センテンス=1ブレスを意識することで、
自然と歌詞の構造やフレーズ感が研ぎ澄まされ、
演奏と一体になったパフォーマンスが可能になります。
身体を整えて安定した声を出す準備をしよう
歌う前に深く呼吸する習慣をつけましょう。
ストレッチや軽い体幹トレーニングも効果的です。
身体が整っていれば、喉に負担をかけずに声を前に出すことができ、
結果的に歌いやすさが大きく変わります。
コツコツと積み重ねることで自信のある声になる
最初はうまくいかなくても、毎日の5分の練習が必ず成果になります。
継続は自信に、そしてあなた自身の音楽的な個性に繋がっていきます。
自分の声に真剣に向き合いたいあなたへ
もっとしっかり学びたい、より深い発声の基礎を身につけたいと思ったら、
ぜひ当教室にお越しください。
心から音楽と向き合う仲間と一緒に、
あなたの声の可能性を広げていきましょう。
野口 尚宏