音楽を続けてきて思うこと。

音楽をやり続ける人にはいろんな種類がある。 

自分の楽しみのため、仕事でのストレス解消のため、 
プロになって有名になりたいため、etc. 

音楽を続けてきて、いつも思う事は決して自己満足であってはいけないという事。 
その事をずっと感じ続けながら、やってきた。 
ある種芸術は自己表現と自己満足の微妙な狭間に漂う時もあるだろう。 
しかし、自分の表現したものを聴く人に強引に投げつけるのみではいけないと思う。 
音楽を介して、それに関わる人たち、共演者や聴衆の事を考えないといけないと思う。 
この事は決して、無理に聴く人の好みに合わせて、媚びを売ることではなく、 
前衛的なものでも、大衆的で聞きやすいものでも、真剣にいい音を作ろうと努力する必要があるのではということだ。 

「プロになりたいんですけど。」よくこういう言葉を聞く。 
プロになる事は音楽で食べていくことであって、 
ある種その人の生活の目標、あるいはプロセスであり、 
音楽を聴く人にとってはその人がプロであろうがアマチュアであろうが一切関係ない。 
聴く人にとって、何かが感じられるもの、出来れば感動を呼び起こすものかどうかか問題であって、その事を表現者は忘れてはならないと思う。 
上手下手も関係ない。 
誠意をもって、音に向き合う事が大事。 

音楽は時間の芸術である。 
一瞬で消え去る音に魂をかける作業である。 

その事を忘れてはならない。 
アマチュアだからという言葉は許されない。 
そこに聴く人がいる場合においては、真剣にその現実に立ち向かう義務があると 
思う。 

ちょっと固い事を書いてしまったが、音楽を楽しむ事はその場の人たちと時間を 
共有することであって、充実した楽しい時間を持つためには演奏者はそれなりの 
覚悟を持たなければいけないと思ったのです。 

そういう意識をもって音楽と接すれば、音楽そのものも豊かになるような気がする。 

先日のブラスフェスタの演奏やそのイベントを支えている方々を見て、 
更にそう思った。

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