音楽は“真剣に遊ぶ”からこそ楽しい──体裁では生まれない楽しさ

ピアノを弾きながら真剣かつ楽しげな表情を浮かべる女性演奏者

「楽しさ」は真剣さの中にある

音楽 楽しむ心とは、ただ気楽にやるという意味ではありません。
本当の楽しさは、「音に真正面から向き合って」「自分を開く」ことで得られるものです。

そのプロセスには集中も迷いもありますが、
それを越えた先にあるのが音楽の喜びです。

無邪気に遊ぶために必要なのは「準備」と「勇気」

子どもが本気で遊ぶように、真剣に音楽に向き合うことは、
ある意味“無邪気さ”の獲得です。

譜面を読んで、コードを覚えて、練習して、
ようやく「自由に遊べる」ステージに立てます。
そこでの遊びは、ただの気まぐれではなく、積み重ねの上にある創造です。

虚勢からは音楽は生まれない

「うまく見せたい」「間違えたくない」──そうした体裁の取り繕いからは、
深く届く音楽は生まれません。

むしろ、多少の不安やミスを受け入れながら、
「今、音と向き合っている自分」を信じることが、即興と遊び心の扉を開きます。

音楽に向き合うほど、自由になれる

「もっと自由にやって」と言われて困ってしまうのは、
真剣に音楽と向き合う経験がまだ浅いだけ。

音楽教育におけるメンタリティとして大切なのは、
自由さを“与える”ことではなく、“自分で開いていけるように導く”ことです。

サヴァサヴァでは「真剣に遊ぶ音楽」を支えます

Music Space サヴァサヴァのレッスンでは、
音楽を「楽しくするために真剣に学ぶ」場として設計しています。

遊び心を持ちつつ、しっかり自分の音と向き合えること。
表現力の本質を育てる学びを、ここから一緒に始めましょう。

野口 尚宏