論理的な考え方が音楽の上達にどれだけ役立つかをお話しします。
論理的思考ができると、どんな楽器でも上手に演奏できるようになり、
歌ももっと素敵に歌えるようになります。
まず、論理的思考は問題解決が得意です。
楽器を演奏したり、歌ったりする時には、リズムやメロディー、ハーモニーなどたくさんの要素を一度に扱わないといけません。
論理的に考えることで、それぞれの要素を上手に整理して、効率よく練習できるんです。
さらに、発声にも細かい発声理論があります。口を縦に開けることや口角を上げること、
横隔膜を意識すること、裏声と地声がどのあたりで裏返るかなど、すべて論理的な思考で解決できます。しかし、重要なのは、自分自身に起きていることをしっかり観察し、
なぜそうなったかに気づく観察力です。これができれば、どんな方でもスキルアップが可能です。
音楽理論も実はとても論理的です。
音階やコード進行、リズムパターンなどは、数学のように規則があります。
論理的に考えると、音楽理論を理解しやすくなって、新しい曲もすぐに覚えられるようになります。
科学の研究によると、論理的思考と音楽の才能には共通する脳の部分が関わっているそうです。
だから、論理的な考え方を訓練すると、音楽のスキルアップにもつながります。
当教室の特徴について
「Music Space サヴァサヴァ」では、こうした論理的思考を活用した楽しいレッスンを行っています。大阪・岸和田でジャズを学びながら、新しい音楽の楽しみ方を一緒に見つけませんか?
私たちの教室のアプローチは、日本よりも海外、特に欧米の論理的な考え方と共通点が多いと感じています。
そのため、日本の情緒的な側面を重視する音楽教育と比べると、少し異なるかもしれません。
日本人は感情豊かで、情緒的な表現を大切にする傾向があります。
そのため、当教室の論理的アプローチが一部の方には馴染みにくいと感じられることもあるかもしれません。しかし、論理的な方法で音楽を学ぶことは、効率的で確実にスキルアップに繋がります。
このアプローチに興味がある方には、ぜひ一度体験していただきたいと思っています。
野口 尚宏