7月末の吹奏楽部のコンクールに向けて、僕も本気で勉強しなきゃいけない。
この勉強の中身は実は音楽そのものより、実は子どもの指導方法、
いわゆる教育指導の勉強がほとんどだ。
いかに子ども達にやる気を起こさせて、子ども達自身の責任のもとに音楽を演奏し、
音を合わせていくか、その事によっておこる達成感と感動を味わう事が出来るかを指導していく事。
これにかかっている。
僕の父が昔、小学校の音楽の教師だったので、その関係で僕が行ってる中学校とは別の中学校の吹奏楽部に父と一緒に見学に行ってきた。
その顧問の先生は約20年ほど前に父と小学校と中学校で交換演奏会などを企画して共に頑張ってこられた方だ。
父も久しぶりの先生との再会で嬉しかったようで、その頃教えていた子どもの子どもいや、またその子ども達が頑張っている姿を見て終始ニコニコしていた。
全体練習の指導方法はすごく勉強になった。
牛乳パックにストローを入れ、膨らませたり、一人ずつ1小節毎にカウントを取りながら吹かせたり、楽器ではなく実際歌わせたり、
吹奏楽の指導としては基本的なものかもしれないが、僕にとってはとても参考になった。
僕の為に多くの譜面や資料を用意してくださった先生に感謝。
本当にありがとうございました。
その先生の指導を拝見して、音楽の質を高める事以上にその向こうにある人間としてもっと大事な事を子ども達に伝えていく情熱が感じられた。
その大事な事を伝える事は音楽でなくてもいいかもしれない。
しかし、音楽がその事を上手く伝える事ができる事は間違いない。
音楽をすること、そのやり方はいろんな方法がある。
僕は今、音楽教育の無限の可能性に魅力を感じ始めている。