生徒さんとともに育てるレッスンメニュー

ピアノの前で、生徒さんと男性講師が笑顔で対話している様子。レッスンメニューを一緒に考えている。

教材ありきではなく、生徒さんとの対話から始まる

レッスンメニューはあらかじめ決められた型ではなく、
生徒さんとの対話や演奏の中から自然に生まれていきます。
たとえば、ある生徒さんが「この曲を弾いてみたい」と言ったことから、
ジャズ理論の解説に広がったり、耳コピのトレーニングになったりすることもあります。

「その人らしさ」を引き出すレッスン構成

どんなに完成度の高い教材があっても、
それが今の生徒さんの心に響くとは限りません。
音楽を学ぶ目的や悩み、演奏経験は人によって異なります。
そのため、Music Space サヴァサヴァでは、
生徒さんの声に耳を傾けながら、柔軟に内容を組み立てることを大切にしています。

即興性こそがジャズの本質

ジャズの魅力は、決まった正解がないところにあります。
それはまさに、即興性対話の音楽。
レッスンも同じで、毎回違う展開が生まれ、その場限りの「一期一会の学び」があるのです。

教えるのではなく、一緒に音楽を創る

生徒さんは「教わる人」ではなく、
音楽を一緒に創っていく仲間
だからこそ、教室のレッスンメニューは固定されたカリキュラムではなく、
生徒さんと講師が共に歩む中で少しずつ形になっていきます。
このプロセスそのものが、音楽の本質的な楽しさに通じていると感じています。

野口 尚宏