大した問題ではないのだ。
ことに音楽に関しては、知らないから嫌い、
聞いた事がないから、嫌いという事が多い。
まずはいろんな音楽を一度は先入観なく、聞いてみる事が大事ではないだろうか?
僕はいろんな種類の音楽(あえてジャンルとは言わない)が好きだ。
それぞれに良さがあって、作り方や構造が違うだけで
心をオープンに聞けば、どれもそれなりに良い音楽である場合が多い。
もちろん、西洋音楽の枠組みでいうなら稚拙な音楽も存在するだろう。
ただ嫌いと退屈は違う。
そこになんの感情も意思もない(敢えて感情を入れないようにしてる音楽で良い物もあるが)ものは退屈で刺激が少ない。
早い話、おもろないのだ。
あと結構多いのが、自分の嫌いな人が聞いていた音楽だから嫌い。
こういうケースはよくある。
その音楽を作った人からしたら、なんの関係もないのに、
その音楽を聴く人が嫌いということで、その曲まで嫌われてしまう。
なんとも可愛そうなことだ。
結局、人間の感覚なんていい加減なもの。
その時、その時に移り変わるものだから、常にいつ聞いてもいいと言う事は
ないんじゃないかと思う。
もし、どんな状態で聞いても同じ感情で好きと言えるなら、
聴く人が自己暗示で同じように好きと自分で思い込ましているのではないだろうか?
まぁ、そういう聴き方があってもいいと思うし、ずっと好きでいられるというのは
素敵なことだ。
思い出ともに、セットである曲が好きという場合もあるしね。
しかし、好きという感覚と同時に嫌いという感覚もあるわけだから、
時には冷静に音楽を偏見なく聴いてみることも大事なのではないかと思う。
要は食わず嫌いはよくないよと僕は思うんだよね。
もしかしたら、今まで嫌いだったという音楽を避けて来た事で
大きく自分の人生が変わってしまっているという事実もあるかもしれないから。
ちょっと、大げさかな。