歌の善し悪し、好き嫌い、これはとても難しい問題だが、
今日、出かけ先の電車の中でiPodで音楽を聴きながら、考えてみた。
良い歌にあって、そうでない歌にないもの。(あくまで僕にとってだけれど)
それはドラマかな。と自分なりに感じた。
それは歌詞の中の世界の場合もあるが、そうでない場合もあると思う。
声を聴いて、その人の中に人生を見るのだ。
それが日本語であろうが、英語であろうが、他の言葉であろうが、
音楽的に聴いた時にそこにドラマを聴き手に感じさせるものが感動する歌なのかなあ思った。
有名、無名は関係なく、絶対的なものでもない。
すなわち、誰が聴いても良い音楽というのはないかもしれない。
あくまで演者と聴き手の1対1の間で聴き手が演者からドラマを感じる事ができるかどうかであって、音楽を聴きながら、その人の人生やものの考え方が投影できる時に聴き手は感動するのではないのかなあ。
満開の桜を電車の窓越しに見つめながらそんな事をぼんやり思ったりしました。