レッスンをしていて、生徒さんが自分で上手くなった事を実感してくれる瞬間というのがある。
この感覚を掴めば、しめたものだ。
どんどん良くなっていく。
それまで、僕の教え方が悪いんじゃないかとか、要求水準が高いんじゃないかとか、
まだまだ僕の勉強不足なんじゃないかと思ったりもするが、
試行錯誤の末、ふっと、良い感じになると生徒さんも僕も笑みがこぼれる。
音楽は理屈じゃなく、その人その人の思いにしぶとく寄りそう事だと実感する。
知識やテクニックではないのだ。
心と心が通い合うとき、思いが伝わり、音楽が動き出す。
今日は少しそういう瞬間がレッスンの中であった。
いつも、これが出来ればいいのだけれど、なかなか難しいんだよなあ。
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