両手コードの基本は「土台から」
ジャズピアノ コードを練習する際、まず覚えたいのは「下から積む」感覚です。
つまり、1度3度5度7度を両手で弾くとき、
左手の小指=ベース音から意識して弾くことで、
コード全体の安定感が変わります。
左手の小指が「重力」と「支点」になる
左手 小指 ベース音を意識することで、
リズムも安定し、コードが“重く深く”鳴るようになります。
これは、単に音を並べるのではなく、
コードの押さえ方として身体の支点を意識するという意味でも重要です。
上からでなく、下から積み上げる意識
コードは「音の積み重ね」です。
特に1度3度5度7度のような基本形を弾く場合、
下から音を支えることで、響きがしっかり整います。
逆に、上からばらばらに弾くと、フレーズが軽くなったり、
リズムが走ったりしやすくなります。
ルートの意識がコードの理解につながる
「これはCmaj7のコードです」と言われたときに、
「C(ルート)」の存在を中心に据えて音を構築できると、
コードフォーム 練習の精度がぐっと上がります。
このルート感覚が、アドリブや作曲でも強い軸になってくれます。
サヴァサヴァでは「左手の支え」を重視した指導を行います
Music Space サヴァサヴァでは、両手をバランスよく使うためのコツを、
基礎から実践まで一人ひとりに合わせて丁寧に指導します。
まずは「左手の小指から入る」こと。
このシンプルな意識が、音楽の安定感を大きく変えてくれます。
野口 尚宏