音を「今」だけで考えない
ジャズ 即興演奏というと、
「その場の感覚」だけで音を出すイメージがあるかもしれません。
でも実際は、1小節先、4小節先の展開を“予感”しながら音をつなげていく作業です。
これは譜面を読む演奏にも共通します。
ピアノ 譜面読みでも、次にどんな和音やフレーズが来るかを事前に感じ取ることで、
より自然で音楽的な演奏が可能になります。
「演奏の先読み」が感性を支える
先読み 演奏力は、即興でも譜面でも核となるスキルです。
今のフレーズをどう終えるか？その先に続くフレーズはどんな形か？
──この思考の積み重ねが、演奏に流れをもたらします。
演奏の中で「構成を感じながら組み立てる」ことが、
即興における説得力にも直結します。
感覚だけでなく「構造」がある
ジャズのソロでも、譜面を見て弾くクラシックでも、
良い演奏には音楽的思考＝構造意識が存在します。
和声の流れやフレーズの対比、クライマックスへの向かい方など、
感覚だけに頼らない演奏構築力を養うことで、
どんなジャンルでも活躍できる力になります。
サヴァサヴァでは「思考する耳」を育てます
Music Space サヴァサヴァでは、音を“なぞる”のではなく、
“考えてつなげる”力をレッスンの中で育てていきます。
ジャズ 即興演奏とピアノ 譜面読みをバランスよく行き来しながら、
音楽全体の流れをつかむ感覚を養いましょう。
野口 尚宏