好き嫌いは変わるが技術は残る

もの事に取り組むとき、どんな人も興味から入るので、当然好き嫌いで
やるかやらないかを決める事が多く、音楽においてもその事が大きく関係するように思う。

しかし、この好き嫌いは人生経験やふとした人との出会い、その時の心の持ちようによって
徐々に変化していき、嫌いだったものが好きになる可能性もある。

だから、食わず嫌いや経験する前から好き嫌いを決めるのは良くないと思う。
この点において、基礎的な技術は何年たっても残るし、その基軸から物事を判断し、
生涯において良いと思えるものに出会える可能性が多いと思うのだ。

僕が考えるジャズという音楽は曲そのものではなく、
その曲をこの基礎的技術や音楽的スキルを通じてどう捉えるかが大きく問われる音楽だと思う。
好きなロックバンドの曲をこの基軸なしに、ただコピーするだけでは、たぶんいつか飽きが来る。
でも、基礎的な音楽的技術や理論、俯瞰して音楽を見る事が後々に自分にとって大きな財産となる。

憧れから始まる音楽への衝動はとても大事だし、気持ちに火をつけるには大事な事だと思う。
だた、その火がすぐ消えてしまうのは、基礎的な技術や客観的なものの見方が不足しているからだと思う。
好き嫌いは経験と共に変容していくが、コツコツと身につけた基礎技術はなくならない。
言い方を変えれば、どんな音楽も自分色に染める事が出来て、いつも新鮮な気持ちで音楽に取り組める。

音楽は勿論、理論でやるものではない。
しかし、音楽的共通言語ともいうべき、基礎的な音楽理論や技術は心の中にある情熱の火が消えない
重要な役割を果たしてくれるようにも思う。

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