ピアノを弾くのが上手になりたい!
でも、毎日長時間練習する時間がない…。そんなあなたに朗報です。
実は、ピアノを弾いていない時間も有効活用できるんです。
その秘訣は、鍵盤をイメージすることにあります。
メンタルプラクティスの威力
メンタルプラクティス、つまり頭の中でイメージトレーニングをすることは、
実際の演奏と同じくらい効果があるということが研究で分かっています。
ピアニストの中には、この方法を使って練習時間を補っている人もいるんです。
鍵盤イメージトレーニングの始め方
まずは、目を閉じてピアノの鍵盤を思い浮かべてみましょう。
白鍵と黒鍵の配置、各音の位置を頭の中で確認します。
次に、簡単なコードを思い浮かべ、そのコードを構成する音の位置を鍵盤上で確認します。
日常生活での実践方法
通勤中や待ち時間など、ちょっとした隙間時間を使って練習できます。
例えば、「Dマイナーコードは、D・F・Aの音で構成されているな」と思い出し、
それぞれの音の位置を頭の中の鍵盤で確認する、といった具合です。
トレーニングの効果
この習慣を続けることで、コードの構成や音の位置関係が自然と頭に入ります。
実際にピアノを弾く時、指が自然と正しい位置に動くようになるでしょう。
また、読譜力の向上にもつながります。
視覚化の重要性
単に音名を覚えるだけでなく、鍵盤上の位置を視覚的にイメージすることが大切です。
これにより、脳内で音楽的なつながりが強化され、実際の演奏がよりスムーズになります。
イメージすることで上達するジャズピアノにチャレンジ
ピアノを弾いていない時間も、実は貴重な練習の機会なのです。
鍵盤をイメージしてコードや音の位置を確認する習慣をつけることで、
あなたのピアノスキルは確実に向上するでしょう。
毎日のちょっとした時間を使って、メンタルプラクティスを始めてみませんか?
そして、この春から新しい音楽の冒険を始めてみませんか?
例えば、ジャズピアノに挑戦して、リズムや即興演奏の魅力を味わってみてください。
きっと、次にピアノに向かった時、驚くほどの上達を実感できるはずです。
野口 尚宏