ジャズの入り口はブルース!初心者にオススメする5つの理由

ジャズやジャズピアノに興味はあるけれど、どこから始めればいいかわからない。
そんな方にブルースをおすすめします。
ブルースはジャズの重要な要素であり、初心者にとって最適な入り口となります。
今回は、ジャズ初心者がブルースから始めるべき5つの理由をご紹介します。

1. シンプルな構造

ブルースの最大の特徴は、そのシンプルな構造です。
基本的には12小節のフォームを持ち、和音進行も比較的単純です。
この単純さが、初心者にとって理解しやすく、取り組みやすい点となります。

2. 感情表現の豊かさ

ブルースは感情を重視する音楽です。技巧的な演奏よりも、
感情の表現に重きを置いています。
これは、初心者が自分の感情を音楽で表現する良い練習になります。

3. 即興演奏の基礎

ブルースは即興演奏の基礎を学ぶのに最適です。
シンプルな構造の中で、自由に演奏することで、
ジャズの核心である即興演奏のスキルを徐々に身につけることができます。

4. リズム感の向上

ブルースには独特のリズムがあります。
このリズムを体得することで、ジャズ全般に通じるグルーヴ感を養うことができます。

5. ジャズの歴史理解

ブルースはジャズのルーツの一つです。ブルースを学ぶことで、
ジャズの歴史文化的背景についても理解を深めることができます。

ブルースは、そのシンプルさ表現の豊かさから、ジャズ初心者にとって最適な入り口となります。
技術的な面だけでなく、音楽の本質的な楽しさを感じながら、
徐々にジャズの世界に踏み込んでいくことができるでしょう。
ぜひ、ブルースからジャズの扉を開いてみてください。

野口 尚宏