イスの位置で音が変わる?ピアノ演奏を支える距離感の大切さ

ピアノを演奏する人の手元とイスとの距離が強調された演奏姿勢のイメージ

弾きにくさの原因は「距離」かもしれない

「なんだか指が届かない」「手の位置が安定しない」
その原因は、実はピアノの姿勢と距離にあるかもしれません。

鍵盤とイスの距離が適切でないと、腕が前に突っ張ったり、
逆に詰まった姿勢になってしまい、自然な演奏ができません。

手の位置が変われば、視界も変わる

鍵盤とイスの位置関係が整うと、
自然に手が正しいポジションに収まり、
目線と鍵盤の関係もスムーズになります。

その結果、鍵盤の“見え方”が変わり、
音の場所がよりクリアに把握できるようになります。

音の配置が「身体で」つかめるようになる

距離が適切だと、手を動かしたときに
どこにどの音があるかを身体感覚で覚えられるようになります。

これはコード 覚えやすくなる方法として非常に効果的で、
スケールやアドリブの際にも「音の位置」がすっと見えるようになります。

スケール練習が「視覚化」される

音と手の距離感が安定すると、
スケール 音感 視覚化が進み、
CメジャーでもDメジャーでも“形で”とらえられるようになります。

これは結果的に「移調がしやすい」「アドリブが弾きやすい」演奏につながっていきます。

サヴァサヴァでは「座る位置」から指導します

Music Space サヴァサヴァのピアノレッスンでは、
フォームや指使いだけでなく、「イスと鍵盤の距離」も大切にしています。

演奏フォーム 改善は、音楽理解や集中力にも影響する要素。
まずは正しい姿勢から、“音が見える感覚”を育てていきましょう。

野口 尚宏